課題
経年劣化により既設防犯カメラの画質が低下し、警備員が映像を確認する際の負担が増えていました。
不明瞭な映像では、トラブル発生時の状況把握や迅速な対応が難しい状態でした。
また、高画素・高性能なカメラを導入しながらコストを抑える必要があり、複数棟の建物間に有線ネットワークを新設する場合の高額な工事費用と長い工期も課題でした。
提案内容
建物の出入口、駐車場、共用部、エレベーターなどに高画素のVIGI監視カメラを設置し、敷地内を広範囲に監視できる環境を構築しました。
各棟間の通信には屋外対応Wi-Fi 6アクセスポイント「EAP650-Outdoor」を活用し、長距離LAN配線の引き直しを抑えました。
エレベーター内には広角レンズ搭載の「VIGI C230I Mini」を設置し、エレベーターシャフト側とエレベーター内の通信には「EAP215-Bridge KIT」を採用。
ポイントツーポイントの無線通信により、上下に移動するエレベーター内から安定して映像を伝送できる構成としました。
導入後の効果
4MPの高画素カメラにより、建物の出入口を通行する人物の顔や、駐車場に出入りする車両のナンバープレートなど、従来は確認しにくかった細部まで鮮明に確認できるようになりました。映像確認が容易になったことで、警備員の負担軽減と、トラブル発生時の迅速な状況把握につながっています。
また、建物間やエレベーター内の通信を無線化したことで、大規模なLAN配線の引き直しを抑え、工事費用や保守コストを削減しました。
現在は48台のカメラを2か所の監視センターで安定稼働させています
本文
エバーグリーン淀川は、全4棟・総戸数1,470戸を有する大規模分譲マンションです。
警備員による24時間365日の監視体制が敷かれていましたが、既設防犯カメラの経年劣化による画質低下や、不鮮明な映像による状況確認の難しさが課題となっていました。
また、広大な敷地に複数の建物があるため、各棟間に新たな有線ネットワークを構築すると、工事費用が高額になり、工期も長くなることが懸念されていました。
そこで、高画素のVIGI監視カメラと、屋外対応アクセスポイント「EAP650-Outdoor」、長距離無線機器「EAP215-Bridge KIT」を組み合わせた監視システムを構築しました。建物間の長距離通信やエレベーター内のネットワークを無線化することで、LAN配線の引き直しを抑えながら、監視エリアの拡大と映像品質の向上を実現しています。
